他のバイト・キャバクラと何が違う？ガールズバーと他業種を比較

ガールズバーと他のバイトを比較！

ガールズバーと比較される機会の多いナイトワークに「キャバクラ」があります。どちらの仕事もお客様の注文に応じてお酒作り、お客様とお喋りして楽しい時間を過ごす仕事です。同じような仕事に思えますが、両者の間には微妙な差があるのを知っていますか？

このページではガールズバーとキャバクラ、またガールズバーとメイドカフェなどの飲食店アルバイトなどを比較しています。

キャバクラとの比較

まずはキャバクラとガールズバーの仕事内容やお給料の違いについてチェックしてみましょう！

接客方法の違い

ガールズバーとキャバクラとでは接客方法に大きな違いがあります。分かりやすくまとめてみるとこんな感じです。

ガールズバー……カウンター越しにお酒やおつまみを提供する
キャバクラ……ソファー席やカウンター席でお客様の隣に座ってお酒やおつまみを提供する

ガールズバーとキャバクラでは「お酒やおつまみを提供する」「一緒にお喋りする」という接客サービスに大きな差はないのですが、これらサービスをカウンター越しに提供するのがガールズバーで、お客様の隣に座って提供するのがキャバクラという大きな違いがあります。

カウンター越しの接客は直接お客様と触れ合う機会は少なく、せいぜい手と手が触れるくらいです。無理にお触りしようとするとかなり目立ってしまいますし、カウンターに身を乗り出したり立ち上がらなければならないためセクハラされにくいメリットがあります。

ソファーに座っての接客はキャバ嬢とお客様が密着出来るメリットはありますが、逆に女の子がお触りの被害に遭う可能性が非常に高いです。もし「お客様から体を触られたくない」と思っているのなら、ガールズバーの方がおすすめですよ！

営業の違い

キャバクラとガールズバーとでは営業方法にも大きな違いがあります。キャバクラは女の子が積極的にお客様をお店に呼び込まなければなりません。ところがガールズバーは深夜酒類提供飲食店であり、女の子はバーテンでお客様から注文されたお酒やおつまみを作って提供するのが主な仕事です。そのため営業には以下のような違いがあります。

キャバクラ……出勤時間外でもメール、LINEなどでお客様と連絡を取り合いお客様をお店に呼び込む・店外デートも行う
ガールズバー……出勤時間外に営業をする必要はなし。営業のための店外デートも禁止されている事が多い

キャバクラの方が営業活動が多く、プライベートな時間を割いてお客様とお付き合いをしなければなりません。

でも、ガールズバーの場合勤務時間内はお客様への施客サービスを行いますが、お店が終わった後にお客様と一緒に店外デートに出掛けたり、メールやLINEで連絡を取り合う必要はあまりありません。

営業活動が苦でなければキャバクラの方が楽しいかもしれませんし、プライベートな時間を潰してまで営業活動は出来ないとなればガールズバーを選択する方が良いでしょう。

「じゃあキャバクラはプライベートな時間を削ってまで営業活動をして、何のメリットがあるの？」と疑問を感じている方がいるかもしれませんね。

その理由は次の項目をどうぞ！

お給料の違い

ガールズバーとキャバクラでは稼げる金額や時給がまるで違います。
そもそもガールズバーの給与システムはキャバクラとは異なるため、時給のレベルも両者の間には大きな差があるので、その金額をまとめてみました！

キャバクラの平均的な時給……約3,000～5,000円（店舗により差があります）
ガールズバーの平均的な時給……約1,200～2,500円（平均額は約2,000円）

高級キャバクラ店の場合、月収100万円以上の金額を稼いでいる女の子もたくさんいるそうです。
【参照】https://news.nicovideo.jp/watch/nw3132136 （月3000万稼ぐキャバ嬢が明かす売れる嬢の3条件）

このようにプライベートを犠牲にしてまで営業努力を続けるのは、高い時給や月給を得るためなんですね。

ガールズバーのケースだと時給プラス報奨金が入ってくるお店もありますが、ノルマが厳しくないためあまり大きな金額にはなりません……。ガールズバーは月給約20万円前後稼いでいる女の子もいますが、100万円超えを目指そうと思うなら、キャバクラへ移店しないと厳しいです。

飲食店アルバイトとの比較

ではガールズバーのバイトと飲食店アルバイトではどう違うのでしょうか？両者の仕事内容や客層などを比較してみましょう！

大変さの違い

飲食店は昼時（ランチタイム）や夜など、お客様が多い時間帯だとかなり大変です。居酒屋のホール担当はあっとからこっちからオーダーが掛かり、てんてこ舞い！真夜中になってもお客様が多い繁盛店では息つく暇もありません。

ガールズバーでは確かに忙しい時間帯には多くのお客様が来店されますが、座席にも限りがあり居酒屋のようにあっちからこっちからオーダーが入って大忙しにはなりません。女の子もシフトで決まった人数出勤していますし、店長など店舗スタッフもしっかりフォローしてくれるので慌てる必要もありませんよ☆

客層の違い

居酒屋の場合は立地にもよりますが、中高年のサラリーマンがメインの客層になります。日頃から会社や家庭のストレスから、酔うと暴力を振るったり暴言を吐いたりすることも。庶民派居酒屋の場合は料金が安いので、あまり質の良くないお客様も紛れ込んでいます。

ガールズバーは比較的若いお客様が多く、20～30代のサラリーマンがメイン。酔ってもカウンター越しなので、女の子に無理やり触ったりするような事は出来ません。ガールズバーの中には、お洒落な店内でダーツやテレビ鑑賞が出来るお店もありスタイリッシュ。居酒屋のような賑やかさはありませんが、落ち着いて接客したい女の子には向いています！